私の中でギャルゲーマーには漠然としたあるイメージがある。
「暗い部屋の中、画面中の美少女たちの一挙手一投足に心動かされ感動し、涙を流す」といったものである。恐らくマブラヴ等2000年代初頭のゲームの影響であると思われます。
まだヲタクに対する風当たりが強かったであろう時代、コンテンツを支えていた方々へリスペクトを感じると共に時代の象徴であるブラウン管が欲しくなってしまいました。
そう言う訳で今回は古き良き時代のゲーム環境を再現してみたという話。
PS2を用意
今回使用するモニタ―がテレビなので接続の簡便さからコンシューマー版でプレイすることに。
ギャルゲーの豊富さでいえばPS3の方が良いのですが、年代的にPS2の方がブラウン管に近い気がするのでこっちを購入。型番はSCPH-70000(薄型)
プレステと言えば携帯機のPS Vitaも「画面の中に二次元の嫁がいる感」がたまらないのですが誰か共感してくれる方はいないだろうか......
ちなみにソフトはCLANNADです。
ブラウン管を繋いでみる
親戚から譲り受けたブラウン管テレビを使います。ビクター製・年式は2003年
PS2のRCA端子で接続します。(画面キャプチャではありません。ごめんなさい)
私も幼少期家にブラウン管テレビがあった世代なので、何処か懐かしさを感じます。(起動直後のウィーンという音が特徴的)
↓父が所有していたのでPS2独特の起動音に懐かしさを感じます。この禍々しい音が癖になる。
ギャルゲ×ブラウン管=?
やはりCLANNADと言えばこのBGM。「町、時の流れ、人」。開始5分で素晴らしいと感動。
音はブラウン管搭載のスピーカーです。
渚と朋也の出会い。bgmは「渚」
「桜舞い散る木の下でヒロインと出会う」まさに王道のギャルゲーという感じで最高です。
私のイメージする泣きゲーに最も近いのがこのCLANNADです。(純粋に女の子が出てくるギャルゲーという意味ではSHUFFLE!)
アニメは視聴済みなのですが原作は初プレイ。にも拘らず2004年のギャルゲ達に懐かしさを覚えるのはなぜでしょうか......Fate/Stay nightが登場したのも同年。まさに一番エロゲ業界に勢いがあった年と言えます。
余談ですがSHUFFLE!の原作OP「Mirage Lullaby]はザ・古き良きエロゲ主題歌という感じで大好き
やはり当時のブラウン管テレビでしか出せない空気感はありますね
ただ改めて気になった事が数点
- 画面がチカチカして目が疲れやすい
- 良くも悪くも作動音が聞こえてくる
- デカ過ぎる(知ってた)
他にも配送料が高いこと(私の場合は佐川急便で4000円程)、ショートする危険性があること等を考えると維持するために絶対に手間が掛かります。しかしそれがロマンでもある。
まとめ
常用するとなると超面倒。20年も昔の製品なので仕方ないですが、デメリットを考慮すると液晶モニターの利便性の高さに気付く。ただ一方ブラウン管でしか表現できない世界観があるとも私は思います。
興味がある方は一度ご検討をしてみては如何でしょうか
ここまで読んで頂きありがとうございました。