据え置き VS ポタアン イヤホンとの相性

今日はアンプ(DAC)の話

結論から言いますと、私は外に機材を持ち出すことがないので据え置き派です。しかし現在メインで使用しているのはポタアン(ドングル型)です。

今までポタアンと据え置きDACを予算4万円程で使用してきた感想をまとめましたので参考にして下さい。

それぞれのメリット・デメリット

据え置きアンプ

  • バッテリー切れを気にしなくてよい
  • ポタアンに比べて駆動力が有利である
  • 価格帯が高い傾向にある

ポタアン

  • 持ち運ぶことができる
  • 低価格帯モデルが据え置きに比べて豊富
  • バッテリー搭載型は充電が必要

充電式のポタアンはバッテリー劣化に気を使うのが個人的にはマイナス

私が今まで使用したアンプ・DAC

使用環境 PC → アンプ → イヤホン 音源 YouTubefoobar2000 排他モード

私が今まで所有した製品一覧です。中にはヘッドホン用に購入したものもありますが、ざっくりと触れていきます。

  • chord mojo
  • Fostex pc usb 100hr2
  • Fostex HP-A4
  • Denon DA-310
  • shanling UP5(PC有線接続)
  • AK HC2
  • Fiio K3

 ポタアンの中でバッテリーを搭載しているmojoとUP5はとにかく充電が面倒くさい。PCでの使用前提のため、充電の度にケーブルを抜くのが端子の耐久的にも結構なストレスだった。音に関しては出力が不利な分特徴的なものが多い印象。(mojoの濃密と評される音はこもって聞こえるのが苦手だった。)私には音が好みという理由以外で、バッテリー駆動のポタアンを選ぶメリットは特にないと感じました。

次に据え置きアンプですが、100hr2とK3は小型のためほぼポタアンと同等の出力で音は価格なり、HP-A4だとK712を駆動した際、音はいいがパワーが今一つ足りないという印象。DA310は電源がACなのでK712でも出力は足りていた。(DA310はパワーだけなら十分だと感じたが、デジタルな音作りがAKGの世界観と合わないのでK712との相性はよくない)

HP-A4はイヤホンでも美しい中音~高音を引き立ててくれます。音場、音の伸びは一番好き。一方DA310はイヤホンだと音が暴れます。アンプの出力はイヤホンでの音質向上目的ならUSBバスパワー程度でよいかと私は思います。

 ドングル型のAK HC2の印象は、声DAPと評されるAK SR15と同じDACチップのCS43198を採用していることもあってボーカルが近い。女性ボーカルのアニソンを聴きたいという方は一聴の価値あり。ボーカルが近いため音の広がりは少ないですが、そこはHP-A4と使い分けることで解消してます。バッテリー非搭載で充電の必要なし、4.4バランス端子オンリーで空いた端子の錆びや劣化の心配なし。とにかく使用していてストレスが少ない。出力はJVC HA-FD01だとPCで13/100で足りる。

家中使用女性ボーカル重視バッテリーの劣化等が気になるという方はAK HC2 オススメです。私は主に1万~4万ほどの製品を使用してきましたが、AK HC2の音質は27000円という価格を考えればコスパは十分良いです。(イヤホンの駆動に特化させている分、4万円レベルのDAPとも勝負できるかも)

まとめ

 とにかく安くて音が良いアンプが欲しかったので、ポタアン据え置き問わず使用していましたが、使い勝手ってメチャクチャ大事です。

お金はかかりますが、イヤホンの新たな一面を引き出す意味でもアンプはあると面白いので一度検討してみてはいかがでしょうか。

ここまで読んで頂きありがとうございました。